親子で映画!

家族で楽しんだ映画の備忘録

ピザ作りをきっかけに『ブタがいた教室』

ブタがいた教室』(2003)

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きっかけ:

 ある日曜日、手作りピザを作りました。クリスピータイプのピザが好きなので、ベーキングパウダーを使わない強力粉だけで作る生地、マルゲリータとハムソーセージサラミ、ツナコーンの3種類。たまーに男料理のメニューとして作るのです。

この日は息子も手伝い一緒に作っておりました。一緒にといっても、生地をこねる、生地の上に具材を乗せる程度でしたが、隣で僕の作業をみながら、「ソーセージ」ってどうやって作るの?との質問が。

父「ソーセージは、ブタの胃袋にブタの挽肉を詰めて作る腸詰(あまり正確とは言えないけど‥)」

息子「うえっ、キモッ!」

父「豚肉も鶏肉も、もとは生きてる動物だよ」

息子「分かるけどさぁ…」

そこで思い出したのが『ブタがいた教室』。小学生の食育がテーマの、実話を元にしたマジメな映画です。

 かんそう:

 公開当時、妻と映画館で観たのですが(我ながらよくこんな作品を2人で観に行ったなぁ)、見始めてまず思ったのが17年前ともなると、妻夫木クンが若い(つまり僕たち夫婦も若かった)。

息子は、けっこう真剣に見ていました。

半クラスを2分して「ペットとして飼うのか、食肉センターに送るのか」、小学6年生たちの議論が繰り広げられます。息子は4年生ですが、わりと年の近い子供たちの激論に引き込まれている様子でした。

自分の意見を持っている子、感情的になってしまう子、自分の気持ちや葛藤を言い表せない子、クラスの面々を上手く演出されていました。

息子に、ペットか食肉センターか聞いたら「ずっと飼い続けてほしい(ペット派)」とのこと。そうか、最後まで見ても「ペット派」と思ってしまうか。と少し複雑な気持ちにもなりましたが、本人が作品を楽しんで、何かしら少しでも感じ取るものがあればそれで良し、と思いました。

 

親子で楽しめる度:★★★☆☆
難解度:★★★☆☆
バイオレンスシーン:☆☆☆☆☆
キスシーン:☆☆☆☆☆
それ以上のお色気シーン:☆☆☆☆☆
(ぼくから見た)息子満足度 ★★★☆☆