「ディズニー以外」を意識して『スクール・オブ・ロック』
『スクール・オブ・ロック』(2003)
きっかけ:
さぁ次は子供と何を観ようかと考えたとき、「小学生、オススメ、映画」と検索して出てくるのは、たいてい「ディズニー、ジブリ」等々。
もちろんこれらの中にも、子供は勿論、大人も唸るような作品も沢山あります。ジブリなんてむしろ大人向けともいえます。
ただ何となくこれらは、子供がTVをザッピングしているだけで見つかりそうな作品でもあり、折角親子で観るなら「子供が自分では辿りつかない」もの、そして自分も楽しめるような気がしていました。
そこで過去の鑑賞記憶を必死に辿って思い出したのが、この作品。公開時、何となく最初から想像つくし、それを裏切らない内容だった記憶で個人的に「素晴らしい!」とまでは思わなかった記憶でしたが、子供と一緒に観たら楽しいかも、と思い出したのでした。
かんそう:
もう17年も前の作品でした。それに驚き、もう一つ気づいたことはリチャード・リンクレイター監督作品だったこと。そう言われてみればそうだったかも。すっかり忘れていました。僕も妻も「ビフォア シリーズ」が好きで、更に、多くの受賞もした「6才のボクが、大人になるまで」は最高に大好きな作品で、この年(2014年)の僕にとってのベスト作品でした。当時「スクール・オブ・ロック」を観たときは意識せずに見ていたような気がします(記憶が全くない)。
さて、肝心の息子の反応ですが、同じ年ごろの小学生の奮闘コメディに、楽しく感情移入できていたのかなと思います。校長先生たちに見つからないように、こっそり皆で別のことやる秘密っぽさは喜んで見ていました。
大人目線では、肌の色や、体型、家庭環境などの多様性を超えて音楽で繋がる部分を少しでも感じ取ってくれたらいいなと思いながら見てしたが、そこまでは難しい要求かもしれません。
親子で楽しめる度:★★★★☆
難解度:★☆☆☆☆
バイオレンスシーン:☆☆☆☆☆
キスシーン:☆☆☆☆☆
それ以上のお色気シーン:☆☆☆☆☆
(ぼくから見た)息子満足度 ★★★☆☆