親子で映画!

家族で楽しんだ映画の備忘録

想定外の『燃えよドラゴン』

燃えよドラゴン』(1973)

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きっかけ:

僕は、小学生時代をジャッキー映画とともに過ごしたと言えます。ブルース・リーは、もう少し上の世代にとってのヒーローとの印象を持っていました。しかしカンフー映画が大好きだった小学生時代、ブルース・リー作品もよく観ていた印象を持っています。しかし一通り見ている(はず)ものの、ジャッキー作品と比べて、特定の作品として記憶に鮮明なのは「死亡遊戯」くらいです(「何故かテレビで何度もみた印象があります)。

燃えよドラゴン』が、ハリウッド作品として世界的なカンフーブームを牽引した金字塔であると知ったのはもう少し大きくなってからでした。

このたび息子と映画を観るにあたりこれまで、ジャッキー・チェンリー・リンチェイを観てきたので、ブルース・リーを避けては通れないつもりで選んだのですが。。

かんそう:

 結論、少しハードボイルド過ぎました。冒頭の「考えるな、感じろ!」の台詞や、圧倒的に強すぎる、クールすぎるスタイルを楽しめないと、この作品の良さが中々ピンとこないかもしれません。そこが、自分も「子供時代観たはずだけどあまり記憶に残っていない」所以なのでしょう。

そして中盤、武術大会が催される島での大会前日、酒池肉林の接待が行われるのです。女性があてがわれるシーンで、妻から早送りの指示が。(妻はこの点とても厳しいのです。)結局、途中ところどころ早送りが何度か挟まれ、早送りしてしまうと何となく映画を観ている没頭感もなくなり、息子はポカン。

終盤カガミの部屋での決闘も含め観ましたが、不完全燃焼で終了となりました。子供にはまだ早い?作品でした。  

 

親子で楽しめる度:★☆☆☆☆
難解度:★★☆☆☆
バイオレンスシーン:★★★☆☆
キスシーン:★☆☆☆☆
それ以上のお色気シーン:★★★☆☆
(ぼくから見た)息子満足度 ★★☆☆☆